Step1. 銀行普通預金口座の残高、解約手数料などの確認
以下の事項を確認しておきましょう。
- 銀行口座の残高
- 解約時の事務手数料
- 口座振替の銀行口座になっていないか
- 口座解約で他の契約も自動解約
銀行口座の残高
通帳を見て残高を確認しておきましょう。残高がある場合、現金をその場で下ろすか、他の銀行口座に振り込む必要があります。その際に、お届け印も必要になったりしますので残高の有無は確認が必要です。残高があり他行に振込みを選んだ場合には他行口座に振込む際に振込手数料がかかるケースもあります。振込手数料以下の残高の場合、手数料がかからないという銀行もありますので確認しておきましょう。
解約時の事務手数料
解約時の事務手数料は、無料のところが一般的ですが、銀行口座残高が0円で事務手数料がかかりますと言われた場合に手持ちのお金がないと、また出直しとなってしまいますので。電話などで確認しておくと良いと思います。
口座振替の銀行口座になっていないか
口座振替の銀行口座になっていないかも確認しておきましょう。他の口座に変更しておく必要があります。
口座解約で他の契約も自動解約
中にはクレジットカードで紐付いている銀行口座もあったりします。銀行口座解約すると自動的に解約されるというようなこともあるので規約を確認するか、電話などで確認しておくとでしょう。
Step2. 口座解約の申し込み(ネット専用銀行・ネット支店以外)
解約手続ができる人は、原則、本人のみ
解約手続は、以下の2パターン
- 銀行の本支店窓口
- 郵送
※ネット支店やインターネット専業銀行の場合は、別途説明します。
解約手続きができる人
原則、口座名義人の本人しかできません。
代理人が委任状持参でも難しい。口座開設した支店に相談して本人が対応できない事情などを説明した上で支店の責任者が承諾してくれればできますが、その際には、また様々な書類を記載させられますので。余程の事情がない限りは、本人が解約手続を行った方がよいです。
解約手続は、本支店窓口か郵送か
本支店窓口
基本的には、銀行の本支店窓口に行き手続を行いますが、銀行は非常に混みますので解約までの所要時間は、1時間以上を覚悟しておく必要があります
郵送
対応してない所も多いですが、本当に時間が取れない場合は、郵送で書類を提出するという方法も銀行によってはありますので電話などで確認して見るのも良いでしょう
電話などで資料請求を行う必要があります。
Step3. 銀行口座解約のための必要な資料
- キャッシュカード(発行しているとき)
- 通帳・証書(解約する口座すべて)
- 本人確認資料
- お届印
- 他行口座番号(他行に振り込む場合)
お届け印
残高が残っていた場合に振込みの際に届け印が必要となったりします。
本人確認資料
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- 旅券(パスポート)
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- 在留カード・特別永住者証明書
- 官公庁が顔写真を貼付した各種福祉手帳(身体障害者手帳など)
- 官公庁から発行・発給された書類で、その官公庁が顔写真を貼付したもの(ただし、本人から提示された場合などに限ります。)
住居の記載のある補完書類の必要な本人確認書類
- 各種健康保険証・各種年金手帳
- 顔写真が貼付されていない各種福祉手帳(母子健康手帳など)
- 取引に実印を使用する場合の当該実印の印鑑登録証明書
- 住民票の写し・住民票の記載事項証明書
- 印鑑登録証明書(上記3.を除きます。)
- 戸籍謄本・抄本(戸籍の附票の写しが添付されているもの)
- 官公庁から発行・発給された書類(上記 本人確認資料の7.を除きます。)
手続時の定番の本人確認書類ですね。
顔写真がついていないような本人確認書類ですと補完書類が求められます。補完書類としてよく指定されるのが【公共料金の領収証書(領収日付などが6か月以内のもの)】ですね。
- 運転免許証
- 旅券(パスポート)
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
などが一般的でしょうから、しっかりと準備しておきましょう。
Step4. 口座解約の手順
以下のような手順で行われます。
銀行窓口 | 解約申請用紙に記載 |
・キャッシュカード ・通帳・証書 ・本人確認資料 提出 |
担当者
解約処理 |
口座解約 |
銀行の場合は、待ち時間で相当の時間をとられるますので空いている時間を見計らって行くのが良いでしょう。
準備した物以外で銀行に行って行う作業は、解約申請用紙に記載します。銀行によって用紙は違いますが、本人の名前を記載したり、印鑑を押印したりします。難しくはありませんし、担当者が教えてくれますので安心してください。
口座に残高があれば、現金引き出しか他行振り替えかを選択して、担当者の指示に従いましょう。その際に持ってきた届け印が必要となります。
担当者のチェックが入り、何ら問題がなければ目の前でキャッシュカードは、ハサミで切られ、銀行側の方で破棄してくれます。通帳には「ご解約」のシールが貼られ、返却されます。
解約手続は終了となります。